October 20, 2009


「インフルエンザから守ってくれるスーツ?」

新型インフルエンザのワクチン接種が医療従事者を対象に始まりましたね。
一部の情報によると、新型と季節型というダブル攻撃で、10月末から11月にかけてピークが訪れるとか。
石鹸で手洗いすることと、うがい以外に有効な防衛策は無いと聞くと、何だか恐ろしく思えてきます。
家庭だけでなく、職場、ホテル、公共施設など、あらゆるところに消毒用アルコールが備え付けられている様子を見ていると、さながら未知のウイルスに脅かされるハリウッド映画のようです。
宇宙服のような完全防備でオフィスに行けないものか。
そんなことを考えていると、発見してしまいました。

その名も「ウイルス クリーンスーツ」
自分を守り、家族も守る、業界初のインフルエンザ対策スーツなのだそうです。

VirusClean 紳士服の大手専門店はるやま商事から10月に発売となったそのスーツは、A型インフルエンザ菌を分解し、自宅に菌を持ち帰ることによる飛沫感染を防止してくれると言います。
秘密は、スーツ生地に加工した二酸化炭素チタンの光触媒「ガイアクリーン」。
この粒子が細菌やウイルスを吸着し、抗菌効果を発揮するのです。

紳士服専門店の業界は、今や大小様々な専門店が乱立し過当競争の状態。
どの専門店も様々な付加価値をつけて、顧客の囲い込みを図ろうとしています。
遠い昔には下取りセールと称し、購入時にはどんなスーツやジャケットでも下取りするという企画がありましたが、今でも環境対策として展開しているところが多いと聞きます。
回収したスーツはリサイクルセンターで再生され、車両用断熱材のような産業用資材として再利用されているのだとか。
まさかクルマの一部になっているとは知りませんでした。
著名クリエイターの佐藤可士和氏は、スーツセレクトでショップとスーツをプロデュースしたりしています。

はるやまの「ウイルス クリーンスーツ」の価格は52,290円と言いますから、商品ラインナップの中では高価格帯でしょう。
商品力からしても十分な競争力のあるものに違いありません。

そんな独創的なスーツを開発したのは商品部の平田伸人副部長というお方。
「四六時中、スーツのことを考えていても苦ではない」と言い切る平田さんのアイデアの秘訣は、常に自分自身のスーツ体験を突き詰めていくことだと言います。
例えば、夏場に礼服で身内の不幸を訪れた際に暑いと感じたら、着用時に7.5度も温度を下げてしまう赤外線遮蔽加工のスーツを開発するといった具合です。
(10/9日経MJ)
平田さん自身が顧客の代表として、自分が不快と思うことを徹底的に改善したスーツを作り出しているのですから、これ以上のものは無いでしょう。

そう考えると、「不景気対策スーツ」、「メタボ対策スーツ」、「加齢臭対策スーツ」と色々出来そうです。(もう、あるのかな?)
「婚活対策スーツ」なんて、どうでしょうか


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◆アイデアを生むヒント

課題が他人ごとであるところには、アイデアは宿らない。
自分ごととして突き詰めてとことん考えたところに、アイデアが生まれるのだ。


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◆編集後記

先日、大手家電量販店に行きました。
週末の家電量販店って、なんであんなに混んでいるんでしょうね。
まるでテーマパーク。
大画面の液晶テレビ見て、PC触って、マッサージチェアに座って一日過ごしているんでしょうか。
それとも、それほど家電オタクって多いのでしょうか。

ボクは、家電にはどうしても興味が沸かないんですね。
正確には、好きなんだけどあまりに技術開発のテンポが早過ぎて、知ることが面倒臭くなっちゃった。
そのせいか、我が家の電化製品はとにかく皆古い。
テレビにいたっては、1台が23年、もう1台は10年使っています。
当然、2011年のデジタル対応なんて全くなし。

テレビ番組の録画は当然VTR。
デッキの横は、大きなVTRのテープだらけです。
ハードディスクに録画していくというDVDレコーダーの概念がいまいちピンと来ていません。
ビデオカメラも先日壊れちゃいました。
あ〜あ。

家電好きの人って、どこで情報仕入れてるんでしょう?
やっぱり、ネット?
わざわざ家電のサイトにアクセスして眺めてるんでしょうか???
どうも、自分ごとにならないもので・・・。






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October 13, 2009


「宇都宮餃子館?」

新幹線の窓から宇都宮の街を眺めると、「餃子」という赤いネオンの文字が幾つも見えてきます。
宇都宮が餃子の街として広く知られることになったのはいつ頃のことだったでしょうか?
少なくとも若い頃、ボクが宇都宮に住んでいた若い頃には「餃子の街」という呼称はありませんでした。
ただ、家の近くに餃子一人前が驚くほど安く、独身者としてよく食べに行った覚えはありますが・・・。

ホントに宇都宮では、餃子が沢山食べられているのでしょうか?
調べてみると、全国の県庁所在地において、宇都宮市の餃子購入額は「餃子の街」を名乗るに相応しいものでした。
2009年上半期(1〜6月)の総務省家計調査の速報によると、餃子の購入額は宇都宮(2,278円)が1位、続いて浜松(1,917円)が2位。それに続く3位の前橋には、552円の差があります。
実は宇都宮市と浜松市とは一位の座を争っていますが、まだ宇都宮市の優位は続いているようです。

宇都宮は昔から餃子が安かったから、多くの人がよく餃子を食べていたのでしょうか。
そう言えば宇都宮駅売店のお土産コーナーも、昔ながらの干瓢やたまり漬けなどの名品を差し置いて、今や餃子がメインのお土産になっています。
どのお店も手軽につくることが出来、消費量が増えれば皆が豊かになれる、餃子とはそんな理想的な料理だったのかもしれません。

地元での消費量が№1の料理を使い町おこしをする例は、沢山ありますね。
例えば、北海道の芽室町は「コーンチャーハン」。
甘〜いコーンとバターの味が絶妙だとか。
スイートコーン日本一の町が十勝芽室コーン炒飯推進協議会まで立ち上げて、名物料理の普及を進めています。

千葉の勝浦市には「勝浦式坦々麺」。
こちらは、濃い口醤油とザク切りタマネギスープにラー油を浮かべた、普通の坦々麺とは全く異なる食べ物。
B級グルメの代表といった感じですね。

ボクの地元にある商店街は、食べ物ではありませんが、ウルトラマンで町おこしです。

B-1GP 夏の連休に訪れた生まれ故郷の宮城県石巻市は、笹かまぼこで有名な町。
数十年ぶりに訪れた町は、頼りにしていたかすかな思い出も何の役にも立たないほどすっかり変わっていました。
きっと笹かまぼこのお店が乱立しているのだろうと思いきや、数件のお店を見かける程度。
代わりに町おこしの立役者となっていたのは「石巻焼きそば」でした。
この焼きそばの特徴は、調理前の麺が元々茶色いこと。
二度蒸しすることで麺は茶色くふっくらとするそうで、これにだし汁を加えて蒸し焼きにしてつくります。
最後に目玉焼きをトッピング。
B級グルメの祭典、B-1グランプリにも出場。
残念ながらまだB-1グランプリでの受賞は無いようですが、町のあちらこちらでノボリやポスターを見かけます。
ボクにとっては、石巻は笹かまぼこの町。
久しぶりに訪れた懐かしい町での新しい顔の登場に、ちょっと複雑な思いでした。


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◆アイデアを生むヒント

町おこしとは、町をブランド化しオンリーワンをつくること。
独りよがりの名物ではなく誰もが楽しめるものは何なのか、他にはない独自のものは何なのか、そこさえ見つかれば後は一人歩きするものだ。


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◆編集後記

台風明けの三連休は天気が良かったですね。
あまりに陽気が良くて、ロマンスカーに乗って片瀬江ノ島に行ってきました。

江ノ島と言えば海の幸。
香ばしい醤油の焼ける臭いにつられてお店を覗くと、焼イカ、帆立焼き、蛤焼きがいっぱい。

(サザエの壷焼きが食べたい・・・)

行列に並ぶ人もいっぱいでとても買えそうにありません。
でもお腹の中は、もうサザエへの期待でいっぱい。
口にしない限り、ボクのお腹は許してくれそうにありません。

ふと通りから離れた奥のお店を見ると、そんなに沢山の人は並んでない。
飛んで行って、1個700円の小さなサザエの壷焼きをGET!
近くのベンチで食べていると、隣で食べている人のサザエが異常に大きいじゃないですか。
1.5倍はある。
大きなサザエを持ち歩く人の元を辿ってみると、最初に覗いたお店のサザエらしい。
2個で1,500円・・・。
美味しかったのに、何だかとっても損した気持ちになった江ノ島でした。






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September 29, 2009


「♪噛むンとフニャンフニャンフニャンニャニャンフニャン♪」

ロッテのFit’sというガムがバカ売れしていると言います。
今年の3月に発売してからわずか3週間で2,000万個を突破。
4月下旬には商品が追いつかず、「ミックスベリー」フレーバーの生産を中止し、テレビCMの放映も止めたほど。
その「ミックスベリー」の販売を再開できたのが7月の末。
増産体制が整ったところで、9月末には新フレーバー「エアーミント」も加え、年間1.2億個を目標にしているのだとか。

実は、ボトル入りガムのヒットがあった2004年をピークに近年のチューインガム市場は縮小するばかりでした。
そう言えば、若者がガムを噛んでいる姿って見かけなくなりましたね。
そんな状況で、やりつくした感のあるガム市場で出来ることなど限られていそうなもの。
しかし、そんな逆風の中、ヒット商品となったのがFit’sだった訳です。

秘密その1は、その噛み心地。
若者のガム離れの原因のひとつに、ガムが硬くて口やアゴが疲れ、噛むのが「面倒臭い」と感じていることに目を付けた。
文字通り、噛むとフニャンフニャンなのです。
ソフトなガムベースを使ったとされるそのソフト感覚は、曲げるとポキッと折れる板ガムに慣れたボクのような世代にとっては、ちょっと物足りない感じもします。
しかし、そもそも噛む習慣のない若者にとっては昔の郷愁など関係ありません。

秘密その2は、パッケージ。
NEC_0252 面倒臭い」ことが大嫌いな若者は、食べる手間もなるべく省きたい。
という訳で、表パッケージを開けて個装されたガムを取ろうとすると包装紙の頭が破れて直ぐに食べられる状態になるのです。
ガムとはコミュニケーションツール。
ヒトに勧めたくなる他にない不思議な食べ物ですが、この”Ready to eat !”パッケージはそのコミュニケーションすら加速してくれそうです。

秘密その3は、持続する甘味。
すぐに味がなくなって口から出すのが「面倒臭い」ガムを改良。
香味チップを加えて味が持続するようにしたのです。
ボクは、新しいガムを口に入れるのが楽しみでガムを噛んでいたように思いますが、一度口に入れたら噛み続けたいというニーズがあるんですね。

秘密その4は、テレビCM、そして連動したコンテスト
一度聞くと忘れられない「♪噛むンとフニャンフニャン〜♪」のフレーズと音楽。
そして、パパイヤ鈴木が振り付けたダンスが若者の感性にマッチした。
現に、ボクの大学の講義で好きなテレビCMを聞いたらダントツで「♪噛むンとフニャンフニャン〜♪」でした。
YouTubeでのCMの再生回数は400万回超え。
同時にYouTubeで展開されたのが賞金100万円のFit's DANCE CONTEST with YouTube。
投稿数は1700件を超えました。
なかなかwebプロモーションがヒットしない中、この数字は驚異的とも言えますね。

モノが売れない時代とと言われますが、アイデア次第でヒットになる商品はあるのです。
開発から発売までの一貫したプロモーションがキーかもしれません。


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◆アイデアを生むヒント

やり尽くしたと思うのはまだ早い。
やり尽くされた市場だからこそ、アイデアが光るのだ。


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◆編集後記

先日のシルバーウィーク、久しぶりに横浜に行ってきました。
夕食はやっぱり中華街。
しかし連休中ということもあってか、通りはヒトで溢れ、様々なお店から呼び子の声がかかります。
中でも一番多いのが「甘栗」。
そろそろ季節なのでしょうか。
「甘栗オイシイデスヨ」「甘栗タクサンオマケシマス」「甘栗タベテミテクダサイ」という中国語なまりの勧誘があちらこちらから聞こえてきます。
ひとつもらって食べてみるものの、中の実がぱっくりと割れてしまい、皮の下の部分に残った実がなかなか食べられません。
「面倒臭い!」
身近にありましたね、「面倒臭い」食べ物が。
その面倒臭さを解消する「甘栗むいちゃいました」というヒット商品もありました。

そう言えば、カニとか、エビとか、甲殻類の食べ物はみんな面倒臭いですね。
あと、焼魚とか、焼肉だって実は面倒臭い。
あぁ、食べるものがなくなってしまう・・・。

「美味しいものは、面倒臭い」

それでいいじゃないですか。






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September 16, 2009


「“おしるし”でよろしいですか?」

久しぶりに京都に行ってきました。
京都の駅に着くと、なぜか喉がカラカラ。
駅の改札を抜けてコンビニに飛び込むと、お茶のペットボトルを手にレジに向かいました。
するとレジカウンターの女性がこう言ったのです。

「“おしるし”でよろしいですか?」

(おしるし???)
一瞬戸惑いましたが、このシチュエーションからすると、どうやらお店の名前が入ったテープのことを指しているようです。

「はい、結構です」

思わずつられて丁寧な返事になりましたが、“おしるし”とは何と日本的で品の良い言葉でしょう。
京都で聞いたので尚更でしょうか。
短い一言でしたが、京都が温かく迎えてくれた気がして心がほんわりとしました。

NEC_0210東京に戻ってコンビニでかけられる言葉を気にしてみたのですが、「テープでよろしいですか」とか「袋にお入れしますか」という類がほとんど。
決して失礼ではありませんし、むしろ丁寧ですらありますが何だか無粋ですね。
そこに感情が入り込む余地はありません。

ところが見つけてしまいました。
家の近くにある高級スーパーでのこと。
そこは広い通路に高級食材を揃えたスーパーなのですが、値段が高いためボクの家は買い物をしにあまり足を踏み入れないところでもあります。
その日はボクが朝飲むジュースを買おうと、帰宅の途中に立ち寄ったのです。
レジカウンターに行くと、こう言われたのです。

「袋にお入れしてよろしいですか」

「お入れしますか」と「お入れしてよろしいですか」とは似たようで、ニュアンスが微妙に異なります。
「お入れしますか」は、「入れないのが基本だけど、どうします?」であるのに対し、「お入れしてよろしいですか」は、「入れたいんだけど、いいですか?」ということ。
地球環境という観点から言えば前者が正しいんですが、受け取る気持ちとしては後者が心地いい。

京都のコンビにも、東京のコンビにも、そして高級スーパーもみんな同じことを言っているんですが、言い方1つでこんなに受け取り方が変わるものなんですねぇ。

あなたは会社での会話やビジネスメールで、何気なくケンカ売ってたりしませんよね?


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◆アイデアを生むヒント

同じことを伝えるなら、気持ち良く伝わる言い方はないか考えてみる。
コミュニケーションだって、アイデアひとつで変わるのだ。

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◆編集後記

山形に有名なラーメン屋があります。
本店では行列ができ、そのお店の名前でカップラーメンまで地域限定販売されている人気店です。
一度行ってみたいなぁと思っていたのですが、先日そのチャンスがありました。
新幹線に間に合わず、夕方にぽっかり時間が空いてしまったのです。

山形駅のほど近くにあるそのお店に一人で行くと、時間帯が少し早かったのかお客さんは自分だけ。
厨房に立つ作業着風の店員の方も暇そうにしています。
迷いもなく一番人気のベーシックなラーメンを注文。
一口すすると、辛みそ風味のラーメンはボクの好みとは少し異なる気がしましたが、それなりに美味しい。
ふうふう言いながら食べていると、ハエがぷ〜んと飛んで来ました。
しばらくすると、またぷ〜ん。
2〜3匹お店の中にいるみたい。
あまり気にするでもなく、無事完食!

さぁ、帰るかと思って席を立とうとすると、今度は「シューッ!シューッ!」という音がします。
ハエがジェット機になったかと音のする先を見ると、店員の方の手にはなんとキンチョールが・・・。
いくら水性でヒトに優しいと言ったって、お客さんの前でまいちゃダメでしょ。
さらにラーメンの汁がグツグツ煮える鍋の真横。
水性だから、可燃性じゃないのかなぁ。

キンチョールに、あぁ緊張(キンチョー)した!






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August 25, 2009


「スイカの専用塩?」

ボクが大学で教えている演習に、アイデア発想という授業があります。
その演習の中で、学生から「スイカ用の塩」というアイデアが出てきたことがあります。
その時は、スイカ専用の塩にどれだけニーズがあるのかなと思ったのですが、先日、商品として売っているのを見つけてしまいました。
solt その名も「スイカに塩」。
ストレートなネーミングですね。
スイカを食べる子どものイラストがあしらわれたパッケージで、120gで630円。
結構高い。
スイカ専用ということで値段も高めなのでしょう。
まぁそれにしても、アイデアを簡単に否定しちゃいけないなと思いました。
反省です。

その隣に置いてあったのは、「枝豆に塩」。
これも同じ値段です。
でも、これはかなり高いですね。
スイカにかける塩は、大きいモノでもほんの数振りでしょうが、枝豆を茹でる時の塩はかなり大量。
茹で上がった時だけかけたにしても直ぐ無くなりそうです。
まぁ、「特定の食べ物専用の塩」というコンセプトは悪くありませんが。

塩と言えば、昔からあるのは「食塩」というネーミングの塩です。
透明パッケージに紺文字でシンプルに食塩と書かれたパッケージは、今も昔も変わりません。
正直言って、塩としての機能はこの「食塩」で全て足りています。
よほど舌が繊細な人で無い限り、食べ物にかける塩の味わいは変わらないと思うのです。
(結構、ボクは味音痴ですので、反論は甘んじて受けます。ハイ)
だから、塩に付加価値を付けるのは結構難しい。
そのひとつの方向性が「専用塩」というわけです。

「スイカに塩」の周りには、違う付加価値の塩が並んでいました。
「七味ねぎ塩」、「ゆず塩」、「梅ごま塩」、「カレー塩」、「にんにく塩」・・・
「スイカに塩」と同じくらいのサイズで各651円。
さらに高いですね。
こちらは、味のブレンドで勝負。
七味にしろ、ゆずにしろ、ほとんどはスーパーのスパイスコーナーに行けば粉末で売っているものばかり。
塩と一緒にかければいいだけなのに、二つを混ぜて1つのビンに詰めたことで付加価値が付いちゃったんですね。
でも何となく使ってみたくなるから不思議です。

高級塩のブームも依然として続いているようです。
つまり、塩そのものがブランドになっている。
「食塩」よりちょっと高めが「赤穂の天塩」、「伯方の塩」。
その他にもいっぱい。
ほとんどが産地をベースに、塩ブランドづくりを目指しています。
輸入では、フランスの「ゲランド」は強いですね。
ボクもフランスに行った際に、お土産としてこの塩を買って帰ったことがあります。
フランスのようなグルメの国の塩って、値段の割にブランド感があります。
これが、装飾品やバッグなどでブランドを感じてもらうためには、結構お金がかかりますが、塩はお土産としてのコストバリューが高い気がするのです。
お土産であげた人の夕飯が、ほんの少しだけでもリッチに感じてもらえたら嬉しいですよね。


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◆アイデアを生むヒント

付加価値の付け方をもう一度考えてみよう。
今と違う切り口がまだあるんじゃないかと考えてみるのだ。

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◆編集後記

成田空港に行くたびに思うんですが、航空会社って、搭乗機会の多い顧客と少ない顧客に対するサービスの違いが明確ですよね。
VIPラウンジ、優先チェックイン、優先手荷物検査、優先搭乗・・・。
ボクはエコノミーしか乗れない平民で、JAL FLY ONプログラムの会員でもないので、いつも何の優遇もありません。残念ながら。
でも、VIP扱いってどこで受けても気持ちの良いものです。

話は変わりますが、先日、息子を連れて二人で西武園のプールに行きました。
知らなかったのですが、多くの人は屋根付きのテントでプールサイドに場所取りするんですね。
これにはビックリ。
テントですよ、プールに。

そんな作法も知らなかったボクたちは、仕方なく有料エリアへ。
デッキチェア2台とパラソルがついて4,000円。
広々していて、隣の人の声すら聞こえないくらい余裕のスペースです。
有料エリアから一歩外に出ると、テントとレジャーシートで足の踏み場も無いくらい。
有料エリアに比べると天国と地獄の差があります。
ささやかな半日のVIP気分でしたが、とてもリッチな気分になりました。

先週行われた二子玉川の花火大会のVIPエリアは、最も高いエリアは定員4名で2万円。
花火が打ち上げられる真横に座って見ることのできる特等席です。
イスとテーブルが付いて先着200組まででした。

これは、かなりVIP気分でしょうね。






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August 04, 2009

 
「タクシーに死体?」

今日は、まずタクシーの話から。
最近の不景気のあおりを受けて、タクシーの利用者は減るばかり。
ご多分に漏れず、今までとは全く異なる視点での収入増、利用者増を考えなくては、環境は厳しくなる一方です。

タクシー広告もそのひとつであることは間違いありませんが、日本ではなかなかユニークなタクシー広告を目にすることはありませんね。

sopranosアメリカのテレビ局HBOの看板番組である『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』は、イタリア系マフィアの生活を生々しく描いたテレビドラマ。
過激な台詞や暴力シーンなどから成人指定になっていました。
その広告がこれ。「タクシーのトランクに死体が!」と一瞬ギョッとさせることで、番組のバイオレンスな魅力を見事に訴求していますね。




こんな広告、日本じゃ無理という声にお応えして、日本で始まった新しい相乗りのサービスのご紹介。

インターネットの情報運営会社スカイミントが運営するのは「タクトモ.com」。
出発地と目的地が同じヒトをケータイで募り、タクシーの相乗り仲間を探すサービスです。
利用には無料の会員登録をし、出発地と目的地、利用したい時間を入力すると、条件が近いヒトに相乗り募集のメールが自動的に送信されるという仕組み。
メールを受け取った人同士がメールで連絡を取り合い、料金の割り勘をどうするかなどを直接話し合って決めます。

給与の目減り、会社の交通費削減のあおりを受け、その需要は少なくないようで、会員募集をスタートしてから7ヶ月で8,000人の会員登録があったのだとか。

タクシーの運転手も会員登録できるそうで、運転手側にとってもお客さん探しの手段がひとつ増えたことになります。

このサービスは、深夜の繁華街で行列を作って待っているお客さんが一人ずつタクシーに乗り込む姿を見て、何とかならないかと思ったのがきっかけだそうです。
どこにでもある光景ですが、問題意識を持って「見る」という意識と、それを実行する「行動力、そして「時代の要請」。
これらがうまく一致した好事例と言えそうです。


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◆アイデアを生むヒント

アイデアのヒントは日常にある。
「よく見る」「異なる視点で考える」「ヒトより早く行動する」
アイデアのベースは、シンプルだ。

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◆編集後記

先日の夜、山形でタクシーに乗った時のこと。
行き先を告げると「はい」と一言、なんとなく冷たい返事。
(暗い運転手さんかも、イヤだなぁ)と思っていると、その後の社内では全くの逆。
次から次へと話しかけてきます。
話が山形名産のだだ茶豆に及ぶと、「近くの生協で予約注文できるはずだから、寄ってあげますよ」と言います。
それならと生協の駐車場に停めてもらい、店内に入るものの、頼み方が分からずウロウロ。
すると後ろから大きな助け舟が・・・。
「こちら東京からいらして、だだ茶豆を送りたいそうなんだ。聞いてあげておくれ」

生協を出て目的の宿泊場所に着くと、今度は何やらトランクの中を覗いています。
(荷物預けてないのにな)と思っていると、運転手さんの手にはキュウリが4本。
「どうせ、いっぱい引っかけて寝るんでしょ。つまみにしてください。塩かけるだけでも美味しいですから」
なんか嬉しくなっちゃいました。
山形のタクシー、捨てたもんじゃありません。

運転手さんの会話は全て山形弁で、そこに味があるのですが、ボクには再現できないのが残念です。



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July 14, 2009


「おぉ、欲しい!欲しい!」

朝の情報番組を見ていたら、ワケあり商品の特集をしていました。
ワケあり商品とは、「ワケがあるから安い。でも品質は同じですよ」
という、いわく付きの商品のこと。

例えば、「沖縄マンゴー」。
mango2収穫の時に、皮に黒い点が付いていたために規格品から除外され、B級扱いされたもの。
味はA級品と全く同じだけど、値段はなんと半額。

A5ランクの「最高級国産牛肉」も半額。
理由は、規格の大きさに切り分けた際に出た切り落としと呼ばれる部分だから。

「博多明太子」も、お腹から取り出す際や箱詰め作業をしている際などにどうしても薄皮が破れるものが出てきます。
これは切子と呼ばれ、規格品の半額。
どのワケあり商品も、家で食べるのであれば全く問題なく食べれるものばかり。
だって、味は一緒なんですから。

本来なら商品としては売物にならないものですが、その欠点を表に出すことにより、お客さんにとっての付加価値を付けてしまったのです。
じゃ、ワケがあれば何でも付加価値になるかというと、そうでもありません。

先日、二子玉川でセールをしているアパレルのショップを眺めていた時のこと。
長袖シャツを手に取ると、店員が近付いて来ました。

「こちらの商品は自由が丘店限定のもので、普段はこちらでは取り扱っていない商品なんです。今回のセールで無理を言って取り寄せたんですよ。」

(ふ〜ん)

口には出しませんでしたが、それって自分にとってはどうでもいいことかもと感じました。
セール品じゃなければ、同じブランドでもショップごとに限定品があることは、多少は魅力があるのかもしれません。
でも、季節外れのセール品ということで、十分に「安いワケ」は満たしているし、自由が丘店の限定品が二子玉川にあったところで、買う理由にはならないかなぁ。

自由が丘ということ自体がブランドなのかなぁ・・・。


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◆アイデアを生むヒント

行動を起こして欲しければ、適切な『ワケ』を与えてあげよう。
『ワケ』にアイデアを込めるのだ。

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◆編集後記

NEC_0181 東京駅のエスカレーターに乗ると、手をかけるベルト(手すり?)部分に、黄色い丸があり、その中央に「抗菌」と書かれています。
それは(汚くないから、ベルトにしっかりとつかまっててね)というメッセージなのでしょう。
これも、日本人が極度の潔癖症だから効く『ワケ』なんでしょうね。

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July 07, 2009

 
「オバマが2部門でグランプリ獲得?」

毎年6月に開催されるカンヌ国際広告祭(以降カンヌ)が幕を閉じました。
カンヌとは、過去一年間の広告やキャンペーンの中からベストなものを選び讃えるフェスティバル。
そのカンヌにおいて、オバマの選挙キャンペーンが2部門でグランプリを獲得したのです。
オバマの選挙キャンペーンが、いわゆる“広告祭”でグランプリをとることに関しては、若干違和感があります。
しかし、オバマウォッチャーのボクとしては、なんだかちょっと嬉しい。

オバマには、大統領候補として相応しい実績がほとんどありません。
初めて政治に関わったのも1994年。
しかも、片田舎であるイリノイ州議会上院の議員です。
2004年からはアメリカ合衆国上院議員ですが、対するマケインの連邦下院議員と上院議員の経験を合わせると25年にも及ぶ豊富な経験と比較すると、無いに等しいと言えます。
おまけに黒人で、立候補前までほとんど無名。
そんなオバマが大統領になることなど当初は全く考えられなかったのです。

そんな逆風の中、オバマ陣営は徹底的なマーケティング戦略でキャンペーン構築をしています。
changeまずはアメリカ国民のインサイト(深層心理)の発見をするためにフォーカス・グループセッションと呼ばれる意識調査を行っています。
それによって分かったことは、9.11同時多発テロや長引くイラク戦争を通して、アメリカ国民の中には、嫌気が鬱積していること。
そして、85%の人が米国は間違った方向に向かっていると考えているということでした。
つまり、アメリカ国民としての『誇り』は失っていないけれども、『自信』を失ってしまっている。
人々の中に「変わらなければいけない」という変化に対する飢餓意識があったんですね。

だからメッセージは「CHANGE」だった。
そのCHANGEに必要なリーダーは過去の実績を持つマケインではない。
実績はないが、未知の可能性を秘めたオバマである。
そんなストーリーが出来た訳です。

そこからは、インターネットなどを駆使した草の根運動により、大きなうねりを作り出していったのは周知の通り。
オバマキャンペーンの成功の影には緻密な調査と分析、そして的確なインサイトの発見があったのです。


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◆アイデアを生むヒント

成功させたいか?
ならば、まずは人々が心の底で何を思っているのかを知ることだ。


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◆編集後記
先日、テレビで紙ナプキンの両端がずらすように折られている理由を説明していました。
紙の節約?つまみやすくするため?
それもあるのかもしれませんが、正解は汚れた手で抜き取っても他の紙ナプキンが汚れないようにするためだとか。
マクドナルドで紙ナプキンの入ったボックスを見ると、その理由が間違いではないことが良く分かります。

「へぇ〜、そうなんだ」

そう思いつつ、一昨日はうどん屋へ行くと、残念ながら紙ナプキンは木筒に逆向きに挿されていました。
そんなこともあるさと、昨日はラーメン屋に行くと、紙ナプキンはグラスに逆さまに挿されていました。

直したい衝動に駆られましたがそれも変だなと思い直し、でも面をすすっている間中、気になって仕方が無いのでした。
テレビ見なきゃ良かった・・・。


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June 23, 2009


「4時にご予約の田中さまですね」

二子玉川の高島屋で、とても嬉しいおもてなしに出会いました。
今日は、おもてなしに込められたアイデアのご紹介です。

事の始まりは、妻の右足骨折に遡ります。
大手術の末に退院はしたものの、自分で歩けるようになるまでは暫くかかると言われ、自宅療養。
足以外は全然元気なのに、自由に外の空気すら吸うことも出来ず、久しぶりに気分転換の外出をしようということになりました。
行き先を考えていた時に、ふと思い浮かんだのが二子玉川高島屋の車椅子レンタル。
「それ、いいね」と、早速電話で予約をし、クルマで高島屋へ向かいました。

日曜ということもあってか、駐車場は大混雑。
列に並んでノロノロと徐行運転で駐車場の入口に進みます。
ちょっと心配になって、駐車場の入口で車の誘導をしていた女性に
「あの〜、車椅子の予約をしたんですが・・・」
と尋ねてみました。すると、
「はい、4時にご予約の田中様ですね。このまま真っ直ぐお進みください。あちらの係員に伝えておきます」
と答が返ってきたではないですか。
こちらの名前、さらに4時の予約ということまで、現場のスタッフにしっかりと伝わっているのです。

前のクルマに続いてさらに数十メートル、クルマを走らせると、今度は別の誘導スタッフがボクのクルマを止めて下の階へと案内してくれました。
沢山のクルマが列を作って走る中で、スタッフの方が止めたのはボクのクルマだけ。
ということは、入口の女性がトランシーバーでボクのクルマの車種と番号などを伝えてくれたということです。

NEC_0188 そして案内された駐車場に行くと、通常の駐車場の1.5倍ほどの大きさのスペース。
これなら、不自由な身体を車外に出すために、車のドアをフルに開けても隣とぶつからないでしょう。
すかさず、スタッフの方が車椅子をクルマの横に付けてくれました。

いや〜、なんという手際の良さ。

飲食店での宴席や国際電話レンタルなど、よく予約の電話をしますが、当日受付に行っても待たされたり、下手をすると予約が入っていなかったりということもあり、あまりすっきりした対応を受けた記憶がありません。
しかし、ここでは全てがスムーズ。
この駐車場にはさらに、車寄せに付けたクルマの駐車を代行してくれるヴァレーパーキング、買物の間に洗車をしてくれるカーウォッシュ、その他にもモバイル駐車場情報やポーターサービスなど至れり尽くせり。
お客さんを気持ち良く受け入れようという姿勢が隅々まで感じられます。

NEC_0187お店に入ってからも、車椅子/ベビーカー優先エレベーターで上下階へ移動。
どのお店も一定の基準があるのか、広い通路が確保されており、車椅子でも不自由なく移動することが出来ました。
たまたま入った飲食店でも、入口に段差があるなと思うと、裏口のスロープに案内してくれましたが、他のお店でも全て同様の対応がされていそうです。

こういうことって、当事者として体験しないとなかなか気が付かないものです。
車椅子を押してみて、初めて色々なことに気が付きました。

「都心も憧れる街、二子玉川」という不動産広告のコピーがありましたが、こういう細かいサービスの積み重ねが、二子玉川ブランドを作っているのかもしれません。


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◆アイデアを生むヒント

サービスのベースもアイデア。
やるなら徹底しよう。
期待以上だからこそ、印象に残るのだ。

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◆編集後記

先日、松戸で素敵なお店を見つけました。
NEC_0177 その名も「微巣登路」。
太い明朝体でしっかりと書かれています。
ビストロ?
メニューを見ると、レモンスカッシュ、ナポリタン、サンドイッチ・・・。
こりゃ、どう見ても昔ながらの喫茶店。
フランス料理が出てくるとも思えません。

隣でメニューを見ていたお婆ちゃんが、楽しそうに2階へと吸い込まれて行きました。

不思議な魅力に自分も吸い込まれそうになりながら、逃げ帰り(?)ました。
でも、きっと微巣登路特製ナポリタンは旨いだろうなぁ。


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June 03, 2009

 
「あっ、ウルトラマンだ!」

小田急線祖師ヶ谷大蔵駅に、近頃話題の商店街があります。
その名も『ウルトラマン商店街』。
ウルトラマンの生みの親である円谷プロが長いこと、本社をこの地に置いていたためお願いをし、2005年にその名を語ることを許されたのです。
八百屋、焼き鳥屋、洋品店と昔ながらの個人商店が立ち並ぶ全長1.5kmの名物商店街が、ウルトラマンという強力なコンテンツを得たことになります。
『ウルトラマン商店街』が誕生してからというもの、商店街は徐々にその姿を変え始めました。
祖師ヶ谷大蔵駅に到着すると、ホームでチャイムの代わりに流れるのはウルトラマンのテーマソング。

♪光の星からぼくらのために、来たぞ、我らのウルトラマン♪

NEC_0154 思わず口ずさみながら改札口まで降りると、太い柱に描かれているのはウルトラマンと怪獣たち。
バルタン星人を見ると、旧知の親友にあった気持ちにすらなります。
改札を抜けた所に立つ街の案内図にはウルトラマンがあしらわれ、車道と歩道を分ける車止めポールの天面にもウルトラマンが刻まれています。

最近立ち始めたのが、街路灯。
少し変わった形状をしたその街路灯をよくよく眺めると、二つのライトが横長でまるでウルトラマンのように見えます。
そう、それはまさしくウルトラマン街路灯なのです。
ライトを支えるポール(胴体?)には赤い模様が描かれ、ちょうど目の高さには、ウルトラマンの胸に光るボタンライトすらあります。

ボタンの中を覗くと、そこには怪獣と戦うウルトラマンの名シーンが・・・。
子どもの目の高さに合っていないのは気になりますが、なかなかニクイ演出ですね。

NEC_0151地域の防犯パトロールをする『ウルトラ警備隊』を結成すると言う話もあるのだとか。

ウルトラマンはこの街で永遠に生き続けることでしょう。
やはり、ウルトラマンは永遠のヒーローなのだ!


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◆アイデアを生むヒント

喜ぶ人の顔を想像しながらアイデアを考えてみる。
アイデアの原点は誰もが楽しめるかどうかだ。

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◆編集後記

数日前から腰が痛くてたまりません。
一旦座ると、腰がまっすぐ伸びなくなってしまうのです。
まさに『ギックリ腰』の一歩手前。
でも、なんで『ギックリ』なんでしょう。
小さい頃は、『ビックリ腰』だとばかり思っていました。
『グキッ』と音が鳴るように腰を痛める気がするので、『グキッ腰』の方が病状を表している気もしますが。
まぁ、呼びにくいですかね。

『しゃっくり』も実際の音とちょっと違いますね。
『ヒック』じゃ駄目でしょうか。

あぁ、そんなくだらないことを考えていたら、腰が固まって動かなくなってしまいました。
え〜い、このへっぴり腰め。






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Profile
ボブ田中
アイディア・クリエイター

■大手広告代理店勤務
■コミュニケーションの全ての領域にまたがるプランニングを担当
■2006カンヌ国際広告祭ダイレクト部門審査員
■2007アジア太平洋国際広告祭DM LOTUS部門審査員
■2009年より東北芸術工科大学教授に就任予定
■著書に「殿様ブランディング」日本実業出版社、「感動体験マーケティング」宣伝会議(共著)
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